SCIO・動作編

 QX-SCIOを動作させるOS環境について

  1. バージョン:現在日本市場に流通しているQX-SCIOは日本語55.5Jというバージョンです。2004年にリリースされたバージョンと同じです。
  2. OS:Microsoft Windows XP-SP3でメインプログラム「Clasp32」は動作します。
  3. 現状OSでの対応:Windows/7 Professionalから「VPC-XPモード」(Microsoftが提供する仮想XP)を起動してQX-SCIOを動作させます。
  4. その他のOS:Windows8では仮想PCモード(VMware Player・オラクル社製無償ソフト)にWindows XPを物理的にインストールしてQX-SCIOを動作させます。(注)この場合Windows-XPのDVDメディアとXPの認証番号の登録が必要となります。

 QX-SCIOとOSとの関連のまとめ

  • QX-SCIOは基本的にOS(Windows)に依存しないで動作するプログラムです。パソコンはQX-BOXで計測された膨大なデータをパソコン内のデータベースに格納する役目です。Windows-XPは計測データの入れ物と考えられます。
  • Windows-7/8/10のノーマルモードでQX-SCIOを動作させるためには入れ物であるデータベースの仕様変更と動作検証のための手間暇が必要です。OSがバージョンアップするたびにパソコンの買い替えを経験したユーザーは多いと思います。
  • QX-SCIOほどの大規模なシステムの改変は多くの人手とそれに伴う多額の費用が必要です。とすれば新OSへの移行に伴う多額の費用を我々QX-SCIOユーザーが負担しなくてはなりません。Windows-XP上で安定的に動作しているのであれば不要な費用の発生を避ける意味でも現行の対応で良いのではないかと個人的に判断しています。

QX-SCIOを動作させるハードウエア環境について

  1. パソコンには仕様というハード的規格があります。日常のネット環境などではパソコンの規格について深く考える必要はありません。
  2. QX-SCIOが動作するパソコンにはQX-SCIOが持つハード的な規格が存在します。機器の老朽化に伴ってパソコンを自分で買い替える場合の注意事項についてご説明します。
  3. 画面表示サイズ:パソコンのモニターは「解像度」によって表示が決定されます。QX-SCIOのプログラムを表示させる解像度は「1400*1050」以上の詳細な解像度が必要です。2015年11月現在の市販ノートパソコンのほとんどが「1366*768」です。この解像度では正しい表示が得られません。フルHDモニタが必要です。解像度は「1920*1080」です。
  4. モニター表示:パソコンのモニターはDVD観賞などを目的にする艶ありタイプと業務で長時間使用する低反射タイプがあります。QX-SCIO用PCは必ず「低反射タイプ」を選定します。艶ありの場合、オペレーターの顔がモニターに反射して操作を阻害します。
  5. QX-BOXとパソコンの接続はUSBインターフェースが使われます。大抵のノートパソコンに4個~5個程度付属しています。USB接続は見た目は同じですがUSB1.0/2.0/3.0ではデータ転送スピードが違います。
  6. QX-BOXはUSB2.0の規格で動作します。現行PCのいくつかは、すべてUSB3.0の規格になっている場合があります。この場合QX-BOXが正常に認識されない現象が指摘されています。(注)パソコンのBIOS設定でUSB2.0用に仕様変更も可能ですがすべてのメーカーのパソコンを検証している訳ではないのでUSB2.0規格を最低一か所持ってるパソコンを選択します。
  7. 画面表示のプロパティについて:QX-SCIOとBOXは常にパソコンと情報交換を行っています。このためパソコンの省エネ機能は使用してはいけません。モニタも常に表示されている設定です。スリープモードや一定時間でHDDの電源を落とすことのないように電源設定をする必要があります。スリープモードからパソコンが再度立ちあがた時にQX-BOXが動作していればハングアップの原因となります。

 ハードウエア環境のまとめ

  • QX-SCIOシステムはエネルギー測定装置です。QX-BOXを通じてパソコンとQX-BOXがデータのやり取りをしています。このデータの精度が一番重要な要素です。USB2.0での結果の受け渡しが間違いなく安定している状態です。
  • QX-SCIOは直感的な画面表示で計測データをわかり易くグラフイック化して見せてくれます。この表示に必要な解像度が1400*1050以上です。
  • パソコンは5年程度の耐用期間で設計されています。パソコンが不良化した場合の新規機種・購入時のハードウエア仕様の参考になれば幸いです。

 

 

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